BBの話をしよう②

 

 という訳で前回の続きだ。

 前回の記事を読んでくれてなくとも全く問題はないが、ここのところだけはお願いなので一部スクショを載せておく。

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 じゃあ運用の話をしてみよう。

 

  まずBBをパーティの中でどのポジションに就かせるかを考えた方が良い。これはBBに限らずパーティを考える時はみんなそう。

 アタッカーにしたいとする。この場合はArtsパのアタッカーという事だろう。BBはNPを20も配れる癖に単体宝具なのが素晴らしい。ここもズルいポイントだ。さてArtsパのアタッカーにするとなるとパーティはこんな感じに……

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 なんの慈悲もない。レアリティの暴力。一応説明しておくと、玉藻はNP回収が上手ではないので、プリコスを付ける事でさっさと溜められるようにしている。ただ、3騎の宝具が回転するような流れを掴めたらほっといてもNPは溜まるので、カレスコなんかのNPチャージ系礼装もありだとは思うのだが、カレスコはATKのみを上げるので、プリコスだとHPも上がるし、玉藻やマーリンに火力は求めていないのでこっちの方が良いかなと。マーリンに付けている所長礼装は、毎ターン5%NPを溜めるのでマーリンのパッシブスキルで毎ターン10%溜まる。これでちゃっちゃと宝具を撃とうという算段だ。BBはもうHPが充分あるので捻りなくフォーマルクラフト。狐の嫁入りとも相性良しでBBの宝具火力をガンガン上げていく感じ。

 マーリンの代わりにジャンヌを入れても勿論良い。マーリンの英雄作成が腐りがちになるのがこのパーティの問題(とは言え結局はレアリティで殴れてしまう)なので、ジャンヌを入れる事によりどのスキルも腐らなくなる。ただ、マーリンのNPチャージはやはり魅力的なので、全体に無敵を張る必要が1回/6Tを超えてしまうならジャンヌの方が良いだろう(幻術はCT7だがその間に一回くらいは玉藻の宝具が撃ててチャージが減る筈なので)。

 とにかくこれら3騎を並べると、BBがやたらめったら宝具を撃っていたぶりながら、自分達は意気揚々と回復しまわる。

 問題点としては、瞬発的な火力の求められるクエストには利用できないところだ。例えば敵がバーサーカーでクリティカルを連発してきたり、そもそも火力が高過ぎるような相手だと、ワンパンで1騎倒されてしまう。この3騎の並びが瓦解すると、控えから孔明が出て来るならまだしも、とにかく戦線が崩れてしまう。

 もうひとつ問題点を挙げるなら、誰も緊張感のある台詞を言わないので、どんなに切迫した相手との戦いであっても王の話をし続ける花畑とバリバリ呪う良妻がHPとNPをチャージしながらとナースコスをしたテンションの高いお姉さんが敵を注射してまわる図にしかならないところか。

 

 次はサポーターにする場合。サポーターにする場合は2種類ある。クリティカル中心のパーティにするのか、そうでないのかだ。私はジャルタとジャックを短期間に連続で引いてしまった日からクリティカルの虜なので割と前者をよく使う。

 というのも、BBはムーンキャンサーなので、星を吸う力が弱い。バーサーカー、アヴェンジャーに次いで、大体キャスターと同じくらいだ。よって、BBが星を出す事によって他のサーヴァントに星を吸わせる事ができる。つまり、BBに2030年の欠片を持たせれば概ね安定するという訳だ。

 例えばこう。

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 ここではアンデルセンとマーリンだが、とにかくキャスターを置いておけば残り1騎に星が集中するのでそうしている。エレナママや術王妃も凄くアリだ。

 クリティカルに依存しないパーティにする場合は、十の王冠と黄金の杯をどんどん使いつつ、ArtsなりなんなりでNPをさっさと溜めて宝具を撃ち味方にNPを配る事が求められる。なのでこういうパーティになる。

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 レオニダスを盾役としながら、安定して婦長に戦わせるというパーティだ。婦長はATKの数値がそう高くないように見えるが、バーサーカー補整と狂化EXのおかげで割と良い火力を出す。レオニダスがダメージを引き受けてくれるなら、問題なく戦い続ける事ができる。よって婦長の宝具や十の王冠でレオニダスを回復しつつ、レオニダスの第3スキル戦士の雄叫びで婦長の火力を底上げするというものだ。

 ここでのBBの役割は礼装を見てもらう通り、レオニダスの回復である。あとは黄金の杯で敵を遅延させるのも期待されるべき効果だ。レオニダスが宝具を撃った後の星を自己改造で吸収し、NPを溜める事もできる。

 

 BBに相性の良い礼装はこの辺りだと思う。

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 入れ忘れたがダイブ・トゥ・ブルーも良い。ぶっちゃけもう1つの結末はあえてこれを選ぶ程の相性の良さではない(BBのATKが低いのでクリティカル威力を上げてもあまり大きな効果が得られない)のだが、入れたかったから入れたのだ。

 

 とにかくBBは便利だ。悩んだらとりあえず入れておくと仕事をする。そういうところも好き。ラスボスの癖にラスボスが向いていない。どう見ても参謀をやるNo.2が似合っているというか破滅的に上手い。上手いのにやりたがらない。

 メルトリリスみたいにちゃんとパーティを組まないとまったく仕事をしない(かと思えば単騎でえげつなく強い)ところも好きだし、パッションリップみたいにやるにはやるしちょっとチームプレイも覚えたので宝具で味方を回復するはするけど自分でNPを溜める気はあんまりないところも好きで、とにかくキャラによく合ったスキルや宝具構成なので、みんな良い性能(強い性能ではない。パーティや運用によって強くなったり弱くなったりするところも含めて彼女達の個性じゃないかと思う)をもらって良かったねという気持ちになる。

 なんと言うか、この3騎がFGOに来てくれて良かったなと心から思うのだ。CCCの時から知っていたけどその時はそんなに興味はなかった。でもFGOに来て、深海電脳楽土を経て、CCCの時から変わっていった、あるいは変わらずそこに在る、そんな彼女達の時の経過を見れて、大好きになった。だから、CCCとFGO、どちらがどうというのは私は決められない。CCCからFGOへの変遷を含めた全部をまとめて好きになった。

 ロストベルトの2部が4月から配信と告知されたそうだが、2部に彼女達は出るんだろうか。出て欲しいなーなんて思う。きっともっと好きになるだろう。バレンタインでもそうだったし。

 そんな訳で運用の話はこれでおしまい。お付き合い頂きありがとう。また私の気がトチ狂った時は突然BBの話をするかもしれない。その時はタイトルが③になる。その時はまたその時だ。

 

 良かったらBBのSSいっぱい書いてるので読んでね。

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 それではまた。