虞の新規イラスト可愛かったね(本文の内容とは一切かすっていません)

 原稿をやるのに迷走し過ぎてネットで「小説 おもしろくするには」等と検索し始めてしまった深夜4時。最早朝。

 私はどういう訳だか締め切りに追われるのが得意なので気がついたら2つか3つの原稿に追われていたりするのだが、別に小説を書くのが好きな訳ではない。そんな事を言い出したらこの時間帯の日が昇る直前頃にベランダでiPod片手に煙草を吸う方がよっぽど好きだ。でも原稿は不思議に増えている。私が申し込んでるんだから不思議でもなんでもないけど。
 言葉にしにくいけど、たぶん、私は本を作るのが好きなだけで、中身を書くのは好きでもなんでもない。仕事してる最中の方が好きかな。仕事の内容は楽しいし(会社はクソですし労働はクソです)。
 本を作るのはね……なんか……楽しいよ……。無から有を作った感が出るので。会場で印刷所から届いた新刊のダンボールを開ける時は未だにどきどきするし、現物を手に取った時の「お~」感はまだ結構ある。
 そういう訳で、なんかもう30冊くらい個人誌作ったっぽい。40冊にやあらむ? それって結構な量だよねえ。
 でも文章って日々書かないと衰えるんですよね。たぶん。最近あんまり書いてないからそう思う。一番最近に小説書いたのが前の新刊だから……塵翳ですね。2月か。結構空いた。それで今ぎゃーぎゃー言う羽目になっているのではないかな疑惑があります。面白い小説ってどうやって作るんだろう。面白い小説の構造は判るけど作り方よく判らんみたいな感じです今。文字数を埋める事と小説を書く事は違う、と自分に言いながら今日も文字数を埋めている。やんぬるかな。